手振れシミュレータ
3軸駆動 手ぶれシミュレータ【TSSシリーズ】
  • TSS-1000
    TSS-1000

    TSSシリーズは、一眼レフ・一眼カメラをはじめとするデジタルカメラ・カムコーダやモバイル端末、監視カメラまで様々な画像機器に搭載されるブレ補正機能の検証を行うもので、手振れなどによる振動の再現を可能にします。近年、高倍率化・高画素化が進むカメラにはブレ補正が必須となりつつあり、なかでも重要な自由振動波形駆動に対応可能な振動台です。

特  徴
高性能ピッチ・ヨー・ロール サーボモーターを採用することによる高応答・高精度・高分解能なピッチ・ヨー・ロール軸を搭載。各軸は共に同期駆動が可能です。
高性能ピッチ・ヨー・ロール
簡単・使いやすいソフトウェア データ転送プログラム《Data Loader》を使用することにより、 自由波形・sin波・合成sin波・振幅変調波・周波数変調波等の駆動データをコントローラへ簡単に転送することが可能です。自由波形の駆動は解析に余裕のある64秒まで設定可能です。また、任意のトリガ出力も可能です。
簡単・使いやすいソフトウェア
タッチパネル採用のコントローラ タッチパネルを採用することで、使いやすいコントローラとなっ ています。
波形駆動・位置決め・ジョグ運転の動作モードを用意し、sin波の波形駆動であればPC無しで、複雑な自由波形はPCから駆動データを転送して使用できます。また、トリガ信号を出力することで、同じ振動状態の時の撮影画像を、再現性よく取り込むことが可能となり、従来難しかった非統計学的手法によるブレ補正の解析が可能です。
タッチパネル採用のコントローラ
オプション ハードウェアオプションとして、カメラネジがヨー中心位置のものと、前後左右方向にオフセット可能なものの、2種類のカメラ取付部品をご用意しております。また、装置全体を搭載する箱型定盤もご用意しております。
ソフトウェアオプションとして、お客様による解析ソフトウェア組み込み用に、データ転送DLLライブラリをご用意しております。
簡単・使いやすいソフトウェア
メカ仕様
型式 TSS-1000
軸構成 ΘX,θY(M1~M3の同期)  θZ(ダイレクトドライブモーター)
位置決め駆動 最小指令単位 0.00001deg(≈ 0.175μrad   ≈ 0.036arcsec)
正弦波形駆動 周波数 0.1Hz ~ 10Hz、0.1Hz単位で設定(振幅が±0.5degより大きい場合は5Hz以下)
振幅 0.1deg ~ 1deg、0.1deg単位で設定(周波数が5Hzより大きい場合は±0.5deg以下)
運転回数 無限回の連続運転
自由波形駆動 データ長さ 64秒以下
最小指令単位 0.00001deg
最小時間単位 2ms
運転回数 連続運転する回数を設定可能(1回 ~ 9999回 or 無限回)
波形の制限(角度) θx、θy: ±1deg  θz: ±31deg
波形の制限(その他) (振幅)×(周波数) ≦ 5.9[deg・sec-1]  (振幅)×(周波数) 2≦50[deg・sec-2]
使用周囲温度 0℃ ~ 40℃
使用周囲湿度 20% ~ 80%(結露しないこと)
最大搭載荷重 19.6N(2kgf)
重量 27.3Kg(制御用コントローラ含まず)
コントローラ仕様
型式 TSS-1000
電源 AC100V 50Hz/60Hz
消費電力 700VA(通常運転時)
トリガ信号(1,2共通) 出力方式 トランジスタ  オープンコレクタ  シンク出力
出力耐電圧 DC24V
出力電流 100mA(Maximum)
出力端子 BNC
トリガ1信号周期 20% ~ 80%(結露しないこと)
トリガ2信号 19.6N(2kgf)
通信 Ethernet  100Mbps
重量 20kg(ステージ含まず)
システム構成
システム構成
自由波形データ・最大振幅
自由波形データ・最大振幅
寸法図
寸法図