位置決めステージ 【モンブランシリーズ】

よくあるご質問

2軸組合せスイベルステージのワークディスタンスデータはありますか?2軸合わせ込みは可能ですか?
カタログ標準品ではスペック内を保証値としており、データはありませんが、有償により測定値データを発行する事は可能です。
2軸合わせ込みは5/100mm以内まで可能です(こちらも有償となります)。
ニアORG(NORG)とORGとは同一意味ですか?
当社の原点感知方法は、ニアORG(NORG)もしくはNORG&ORGで取っており、
NORGがテーブルの位置を直接検出する実装、ORGがモータの軸回転を検出する実装となっています。
NORG&ORGの検出方法の場合は、NORGを感知後の最初のORGスリットを感知した所をステージ原点としております。
アンドを取る事により、モータ1回転中の細かな原点調整が可能となります。(原点復帰機能のページもご参照ください)
ステージエンド(CW・CCW)を原点にすることは可能ですか?
可能です。弊社コントローラにはそのためのモードが用意されております。詳細につきましては、
ご使用のコントローラーのマニュアルで「原点復帰方法」をご覧ください。
原点出しを行っているのですが、CW方向からとCCW方向からの原点出しの位置が合いません。
センサがおかしいのでしょうか?または調整不足なのでしょうか?
原点センサ検出時、CW側から検出するのとCCW側から検出するのではドックの幅分のズレが生じます。
出荷時はCCW側から検出した時にストローク中央にくるよう調整されています。(原点復帰機能のページもご参照ください)
自動ステージのモータ変更は可能ですか?
弊社標準品は全てステッピングモータ仕様となっておりますが、
有償扱いでご指定のモータ(ブレーキ付き、ギヤード、サーボ等)に変更する事も可能です。
研削ネジタイプとボールネジタイプの違いは?
分解能を要する場合は研削ネジ、スピードと耐久性を要する場合はボールネジをお勧めします。
Z軸に使用する場合などは、落下防止も含め研削ねじをお勧めします。
一般的に実験装置などは研削ネジ、生産設備などはボールネジが使われる事が多いようです。
鉄製ステージとアルミ製ステージの違いは?
アルミ製と鉄製では剛性が3倍違うため、鉄製はアルミ製に比べると点荷重において剛性が高くなります(モーメント荷重時の剛性も高くなります)。
また、アルミ製は鉄製よりも慣性モーメントが小さいため高速駆動が可能です。
なお、材質の違いは本体部分の上テーブル、下ベースのみとなっております。
クリーンルーム内での使用は可能でしょうか?
潤滑剤をクリングリス(NSK製LG2)に交換することで、発塵量を抑えることが出来ます。
標準ステージ型式の後に「-C」を付けることでクリングリス仕様のステージをご発注頂くことが可能です。
注) クリングリスはクリーン度を保証するものではありません。
自動ステージの位置決め精度を上げるにはどうしたら良いでしょうか?
ステッピングモータの制御は通常オープンループ方式となっておりますが、スケールを追加することでフルクローズド方式にすることが可能です。
その際にはステージに改造が必要になりますので、営業部までお問い合わせください。
より高精度な位置決めをすることは可能でしょうか?
標準品以外にも、お客様のご要望に合わせて、超高精度、超高剛性の特注ステージを製作している実績もございます。
標準品への追加工も可能です(別途費用が発生致します)。お気軽に営業部まで御問い合わせください。
旧型(製造中止)機種の製作は可能ですか?
特注扱いでの製作とさせていただきます。納期と価格につきましてはお問い合わせ下さい。